リハビリをすぐに始めた方がよい理由、1ヵ月の安静で筋力は7割以上落ちる!

リハビリをすぐに始めた方がよい理由、1ヵ月の安静で筋力は7割以上落ちる!

まだ大丈夫は危険信号

往診で各ご家庭や施設を周っていると、リハビリの意識の高い患者さんもいれば、動くことを諦めてしまった患者さんもみえます。

病気になったことに絶望し、普段のリハビリもサボりがちな患者さんの末路は悲惨です。

ご病気になられた直後は大差ないのですが、療養生活が長くなればなる程その差は顕著に現れてきます。

「リハビリなんて明日始めればよい。」「今日はゆっくり休みたい。」なんてのんきな事を言っているに人は次の日も、一週間後もリハビリをサボるものなのです。

今回は、定期的な運動をしないとどれ程筋力が落ちるのか、リハビリを積極的に行うことがいかに大事なのかについて解説していきます。

患者A

リハビリはすぐに始めた方がよいの?

まさし院長

一秒でも早くリハビリを開始てください!

筋肉はすぐに衰える

運動は無理しなくてよいので、決まった運動量を毎日コツコツこなすことが大事です。

生活習慣運動量意識して一日の生活を見直さないとなかなか修正できません。

筋肉は使わないと、てきめんに委縮し弱くなるのですが、どれくらい早く筋力が落ちるのかまずは知ってください。

1日筋肉を使わなければ、3〜5%の筋力が落ちるといわれます。

これだけでもすごい落ちようだと私は思うのですが、これが積み重なるとさらに深刻な事態となります。

単純計算で1週間後には21~35%の筋力が減り、2週間後に42~70%も減ってしますのです。

大袈裟ではなく、1カ月もたてば筋肉量は75%減の25%程度になってしまうのです。

これでは歩くことさえ困難な状況になりかねませんので、毎日運動することがいかに大切か分かります。

まるちゃん

数字にすると怖いくらいの落ちようじゃの~

かえで

筋肉が落ちる時はあっという間なので要注意です!

廃用症候群に注意しよう

脳卒中では右片麻痺、左片麻痺などの片麻痺になることが多いのですが、なにも運動しないでいると、麻痺した箇所に「廃用」が加わりさらに筋力は弱くなります。

麻痺側を動かさないということは健側も動かしていない場合が多く、健康であるはずの麻痺していない半身にも「廃用」が生じて、 2週間後には筋力が半分になってしまいます。

廃用症候群とは、「廃用(使わないこと)」、すなわち 不活発な生活や安静でおきる、全身のあらゆる器官・ 機能に生じる“心身機能の低下”です。

ベッドに寝たきりで身体を動かさないでいると、麻痺側が弱るだけでなく、健康な半身も衰え、両側麻痺と同じような状態になってしまうのです。

患者D

私はもう一生寝たきりなのかしら?

まさし院長

いいえ、気付いた時からでよいので運動を開始し、自分で何ともならない場合は専門家の力を借りましょう!

下半身の筋力が落ちやすい

筋肉の委縮は、上半身より下半身のほうが早く、その理由は、ベツドに寝ていても腰から下はほとんど動かさないからです。

手は食事をしたり、テレビのリモコンなど物を触ったり、トイレに起きあがったりと、なにかと動かすのですが、下半身は動かす機会が極端に減ります。

そういった理由から、ベッドで安静にしていると、下半身のほうの筋肉が落ちやすいのです。

自分では気が付かないうちに、時間の経過と共に筋力は落ちていくわけですから、 1日でも早くリハビリをはじめることが大切なのです。

この事実を知り、早い段階でリハビリを始めると筋力低下が軽く済み、きついリハビリをせずに回復することができるのです。

患者B

身体が重いからベッドで寝ていたいのだが。。。

まさし院長

ベッドから離れてなるべく動いて生活しましょう!

まとめ

脳卒中はリハビリと相性のよい疾患です。

半身麻痺で思ったように動けないと諦めるのではなく、早期からなるべく早く運動を始めて自宅療養になってもそれを継続する努力をしてください。

往診でご自宅や施設に伺っていても、脳梗塞の患者様はリハビリを開始すると身体機能が一気に向上することがよくあります。

中には「もう少し早く連絡してくれていたら予後はもっと良かったはずなのに。」と思う患者様もいます。

下肢の筋力は落ちる時はあっという間ですので、今回この記事を読まれた方はできる限り日常生活に運動を取りれて身体機能を低下させない努力をしてください。

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