【インフルエンザ】の対策と予防接種、新型コロナとの違いとは?

【インフルエンザ】の対策と予防接種、新型コロナとの違いとは?
予防接種でリスクを減らす
インフルエンザの予防接種は、インフルエンザにかかるリスクを減らす効果があるとされています。
しかし、予防接種を受けても、必ずしもインフルエンザにかからないというわけではありません。
予防接種の効果はインフルエンザウイルスの種類や流行の状況、個人の免疫力などによって変わり、一般的には予防接種を受けた場合、インフルエンザにかかっても重症化するリスクが低くなると考えられています。
今回はインフルエンザにかからない為の対策と新型コロナとの違いについて解説していきたいと思います。
感染防止の対策
インフルエンザにかからないための対策として予防接種を受けることがとても大事なのですが、その他にも以下のことが挙げられます。
ウイルスを寄せつけない
- マスクの着用
- 手洗い・うがいの実施
- アルコール消毒の実施
マスクの着用、手洗い・うがい、アルコール消毒、この3は感染の防止にとても役立つことはみなさん何となく理解していることでしょうけど、実際にはキチンと意識しない限りは疎かになりがちな部分でもあります。
今年はインフルエンザの流行の時期がだいぶ早く訪れそうですので、自分がウィルス感染しないためにも最低限できる対策は行っていきたいですよね。
3密を避ける生活習慣
「不要不急の外出を避けて「3密」をつくらない」とは、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために必要な行動として一時期テレビで頻繁に国民に向けて小池百合子都知事が国民に語り掛けていましたよね。
3密とは、密閉空間、密集場所、密接場面のことで、これらの状況ではウイルスが人から人へと容易に伝播するリスクが高まります。
具体的には、以下のような対策があります。
- 不要不急の外出は自粛し、混雑している場所や時間を避けて行動する
- 屋内ではこまめに換気をするなどなるべく密にならないよう工夫する
- マスクの着用や手指消毒、大声を避ける、人と人との距離の確保するなど、基本的な感染防止対策を徹底する
- 体がだるい、熱がある、のどに違和感があるなど、いつもと体調が異なる時は、外出や人と会うことを控える
- まずは、身近な医療機関に電話で相談し、医師の指示に従い、検査を受ける
- 帰省や旅行等、普段会わない人と会うことで感染を広げてしまう可能性があるので、帰省や旅行前からより一層注意するなどいつも以上の感染防止に心がける
これらの対策はインフルエンザだけでなく、新型コロナウイルス感染症や普通の風邪にも有効ですので、感染症から自分自身や周りの人を守るためにも、ぜひ実践してみて下さい。
健康な生活習慣は免疫力を高める
インフルエンザにならないために健康な生活習慣を心がけて免疫力を高める方法として、以下のようなものがあります。
- 笑うこと:笑うと唾液中のIgAが増えて免疫機能が向上するという研究結果があります。
- 温めること:低体温だと免疫細胞の活動性も低下するので、湯たんぽや温かい飲み物で体を温めることがおすすめです。
- 楽観的に考えること:楽観的思考度合いの高い人ほど免疫機能が高まるという研究結果があります。
- 適度に運動すること:運動不足も過度な運動も免疫機能を低下させるので、汗を軽くかく程度の運動を心がけることが大切です。
- バランスの良い食事を摂ること:全粒穀物や緑茶、乳酸菌食品などは免疫機能を高める効果があるといわれています 。
これらの生活習慣はインフルエンザだけでなく、他の感染症や生活習慣病にも予防効果があると考えられているので、健康な体づくりのためにも、ぜひ実践してみてください。
また、症状が出たら自己判断せずに医療機関や地域の相談窓口に相談するようにしましょう。
インフルエンザと新型コロナの違い
インフルエンザと新型コロナの違いとしては、以下の点が挙げられます。
- 新型コロナは潜伏期間が長く、無症状で感染力があることが多い
- 新型コロナは肺や腸、腎臓、眼、脳など多数の臓器に感染する可能性がある
- 新型コロナは嗅覚障害や味覚障害などの特徴的な症状があらわれることがある
- 新型コロナは現在有効なワクチンがない
以上のことから、新型コロナはインフルエンザよりも重症化しやすく、感染拡大を防ぐことが難しいと言えます。
両者ともに感染予防対策を徹底しましょう。
