治る認知症を見逃すな!医師が治せる認知症とは

治る認知症を見逃すな!医師が治せる認知症とは

治療可能な認知症もある

認知症は様々な原因で発症しますが、その中には治療可能なものが存在します。

そうとは知らずにアルツハイマー病などの難治性の認知症と混同してしまわないようにしたいのが、この治るタイプの認知症です。

治るのに見過ごされてしまっては、ご家族と患者さんにとってこれほど不幸なことはありません。

今回は、治る認知症とは、いったいどのような疾患なのか、疑わしい場合はどのように行動すればよいのかについて解説していこうと思います。

患者B

「小刻みなすり足」も認知症の症状なのかな?

まさし院長

それ、治るタイプの認知症かもしてません!

早期発見・早期治療が大事

みなさんは、「突発性正常圧水頭症」という病気をご存じでしょうか?

最近知られるようになった認知症の症状を現す病気なのですが、医療関係者でもない限りはそんな病名は聞いたこともない方がほとんどだと思います。

ひどい物忘れや頻尿、失禁、おぼつかない歩き方など、通常の認知症と似たような症状が現れるので、間違って捉えられることが少なくありません。

「何かおかしい。」と感じた時には医療機関で適切な診察と検査を受けることがとても重要です。

どの病気も同じなのですが、なるべく早期に発見して早めに治療することが、病気を進行を最小限に食い止める一番の手立てです。

このような症状の場合ご自身で行動するのは難しいかもしれませんので、ご家族など周りの方が早めに気が付いて病院に受診させる配慮も必要でしょう。

患者A

なんで病気を見つけてくれないの?

かえで

的確にお身体の気になる点や症状を医師に伝えないと見過ごされ可能性ありますね

適切な検査を受けよう

病気を早期に見つけて適切に治療したい場合、自己判断が一番よくありません。

また、きちんとした検査も受けずに認知症と誤診され、漫然と悪化させているケースも少なからずあります。

病院で誤診されてしまっては患者さんとしては手の打ちようがありませんが、そうならない為にも積極的にキチンとした検査を早期に受けておきたいですね。

担当のドクターとよく話をして、問題解決に向けてしっかり取り組む姿勢も大事です。

また、今回お話する「突発性正常圧水頭症」や「慢性硬膜下血腫の可能性についても患者さんやご家族から医師に意見を求めてもよいと思います。

自分の身を守るためには患者側も賢く行動する必要があります。

医師に病気を早期に発見してもらうには、患者側から自分の症状を事細かに説明して、病気を見つけるための情報を提供しましょう

何でもよいので、自分の気になることや普段と違う身体の変化は担当医師にしっかり伝えるようにしましょう。

伝える内容が的確であったなら、それを元にして医師が病名を確定することができるのです。

患者C

ワシは認知症になったのだろうか。。。

ゆづき

何かおかしいと感じたらすぐに病院に受診してください!

突発性正常圧水頭症を見落とすな

「突発性正常圧水頭症」とは、脳の脊髄液が、何らかの原因で頭がい骨の内部にたまり、脳を圧迫する病気です。

必要以上の脊髄液は本来であれば代謝されるのですが、代謝がうまくいかなくなり脊髄液が頭がい骨内部に溜まってしまうのです。

なぜこの病気は早期発見・早期治療が必要なのかというと、手術で脊髄液を抜いてしまえば症状が改善してしまうからなのです。

手術の危険度も低く、8割から9割の患者さんは物忘れや歩行障害が治るそうです。

認知症の症状に加えて「小刻みなすり足」などがある場合は、一度セカンドオピニオンを受けてみてもよいでしょう。

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。

認知症には数%の確率で「突発性正常圧水頭症」が紛れているという説があるくらいなのでご自身の症状をもう一度見直し、「小刻みなすり足」などがないかチェックしましょう。

患者B

突発性正常圧水頭症と診断されたけど手術を受けた方がよいのかな?

まさし院長

その手術は危険度も低く、治療効果も高いです!

慢性硬膜下血腫が原因の場合

脳を圧迫する原因となる病気には「慢性硬膜下血腫」もあります。

こちらは転倒して頭を打ったなどの外傷が原因で、頭蓋内で血液が固まり脳を圧迫している状態です。

そのような深刻な事態になる病気なのに、意外と医療機関を受診されない方が多いのですが、それは、軽い打撲や転倒など、きっかけが軽微であることが多いからです。

慢性硬膜下血腫も手術で治る可能性が高い疾患です。

自己判断で認知症かもしれないと悲観するのではなく、きちんと医療機関で診察を受け検査してもらいましょう。

医師の診断結果はその後の治療と経過に大きく影響します。

専門医のいる医療機関で検査を受け、正確な診断を受けることが大事です。

患者A

私は慢性硬膜下血腫らしいのだけど、激しく転んだ覚えはないのよね。

かえで

きっかけは軽微であることが多いそうで、手術で治る可能性も高い疾患であります

まとめ

認知症のような症状が出てきたら「認知症になってしまったんじゃないか。」と自己判断するのではなく、早めに医療機関に受診して適切な検査を受けるようにしましょう。

脳内のことは素人には判断が難しいです。

もしかしたら「突発性正常圧水頭症」や「慢性硬膜下血腫」が原因で、それさえ取り除いてしまえば認知症の症状は出なくなるかもしれません。

治る認知症を見過ごすようなことがあってはいけませんので、しっかり状況を判断して医師にもう一度相談したうえで、まだ問題が解決していない場合はセカンドオピニオンを受けるようにしましょう。

まずは医師にその病気を見つけて貰わないと始まりませんので、「もしかしたら自分はそうなんじゃないか。」という心当たりがある方は、状況を整理して、すぐにでも医療機関を受診してみてください。

このようなご病気の場合は病名を確定してもらうまでが一苦労だったりしますので、場合によってはセカンドオピニオンなどを受けて納得のいくように行動したいですね

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