MCIで食い止めれば認知症にならない!不安を感じたら早めに行動しよう

MCIで食い止めれば認知症にならない!不安を感じたら早めに行動しよう

早期に手を打ち認知症を防ごう

ひどい物忘れなどで病院を受診し、もしMCIと診断されたら多くの人は認知機能に問題のある事実に絶望して落ち込んでしまうことでしょう。

それが、40代、50代なら尚更です。

何も手を打たなければ、早いか遅いかの問題でいずれ認知症になってしまうのですから落ち込んで当然ですよね

しかし、ものは考えようで、この段階で有効な対策を取っておけば、認知症にならずに済む可能性が高まるのです。

これは大いに希望を持ってよい事実です。

認知症は早期発見・早期治療が大切とよく聞きますが、早めの行動予防対策がMCIの診断を受けた患者さんを救うと言っても過言ではないでしょう。

ひろと

MCIと診断され、認知症になってしまうのか不安で夜も眠れません💦

まさし院長

早期に有効な対策をとることで認知症を防げる可能性あります

脳神経の変性のスピード

認知症はゆっくりと進行します。

どれくらいゆっくりかというと、脳神経の変性が始まり明らかな症状が現れるまでに10年〜20年、あるいはそれ以上かかると言われています。

もし70代で認知症の発症を確認したのであれば、逆算すれば50代前後にはすでに脳神経に異常が起きている計算になります。 

「なにかおかしい。」という自覚を持っている40代、50代の脳をMRI等で検査すると、認知症の原因物質であるアミロイドβタンパク質の付着(老人班)が見られることが少なくないそうです。

このような場合は40代でも4人に 1人は老人班が見られるそうです。

患者A

いつから認知症になっていたのかしら?

かえで

脳神経の異常はかなり前から起こっているはずです!

認知症は完治するのか

突発性正常圧水頭症のような特殊な病状を除いて、いったん認知症になったらまず完治することありません

残念ながら治す手立てはなく、認知症という病気と共に生きていくしかありません。

しかし、一歩手前で認知症の発症を食い止めることはできます。

一歩手前に認知症の発症を食い止め認知症予防対策をとり続ければ、年をとっても健康な脳で生きていくことが可能なのです

どういうことかというと、挽回するチャンスはまだあり、認知症になる前にその前段階を把握することで、予防につなげることができるのです。

身体は全くの健康でも、すでに脳では認知症が始まっているので、認知症になる前に食い止めようという話です。

恐怖感から不安を抱えながらも診断を受けずに何も対策をとらなかったなら、かなり高い確率で認知症になると言ってもよいでしょう。

そういう意味でもMCIと診断されたことは、早めに見つかってラッキーだったと考えるべきです。

MCIと診断された場合は、適切な認知症の相談先や申請先に連絡して早めに対策を立てていきましょう。

まるちゃん

早めに手を打つことが大切なんじゃの~

まさし院長

認知症になってしまうと周囲の反応も冷たいです。認知症になる前に予防対策を継続して行い、脳の健康を維持しましょう!

認知症の相談窓口

適切な相談先や申請先が分からないという方は下記の情報を参考にしてください。

認知症の進行をいかに食い止めるかは早期に発見して、どれだけ早く治療を受けるかにかかっていますが、不安や迷いのある方はまずは相談をしてみましょう。

専門の医師に相談したいとき

専門の医師がいる病院や 「もの忘れ外来」がある施設を知りたい場合は、公的機関では次のところに電話してお聞きください。

  • お住まいの都道府県の高齢者福祉相談窓口、保健所、精神保健福祉センター、認知症疾患医療センター
  • お住まいの市区町村の高齢者福祉相談窓口、保健センター

若年性認知症について相談したいとき

  • 若年性認知症支援コーディネーター

●若年性認知症支援コーディネーターは、若年性認知症の人やその家族を支援するために若年性認知症の人の自立支援に関わる関係機関やサービス担当者との「調整役」として、必要に応じて職場や福祉サービス事業所等と連携し、就労継続や居場所づくりに働きかけるなど、若年性認知症の人が自分らしい生活を維持できるよう、総合的なコーディネー卜を行います。

●各都道府県においては、若年性認知症の人やその家族からの相談の窓口を設置し、そこに若年性認知症支援コーディネーターを配置しています(指定都市でも配置しているところがあります)。

※全国の「若年性認知症に関する相談窓口」については、若年性認知症コールセンターHPに掲載しています。

  • NP0法人若年認知症サポートセンター

 〒160-0022東京都新宿区新宿1-9-4中公ビル御苑グリーンハイツ605

 電話:03-5919-4186 FAX:03-6380-5100

 アドレス http://www.jn-support.com/

介護全般について相談したいとき

お住まいの市区町村の介護保険の担当窓口で、お近くの次の機関を紹介してもらってください。

  • 地域包括支援センター ※他にも、電話での相談を受けつける団体があります。
  • 公益社団法人認知症の人と家族の会

 電話相談専用:0120-294-456 (月〜金10 : 00-15 : 00祝日を除く)

  ※携帯・PHS : 075-811-8418

 アドレス http://www.alzheimer.or.jp

  • 認知症110番(公益財団法人認知症予防財団)

 電話:0120-654-874 (月・木10 : 00-15 : 00)

ホームページ

  • 若年性認知症コールセンターホームページ

 [https://y-ninchisyotel.net/ ]

 若年性認知症に関する知識や情報を掲載しています。

  • 認知症介護情報ネットワーク(DCネット)

 [https://www.dcnet.gr.jp/ ]

 認知症介護研究・研修センターが運営するHPで介護に関する様々な知識が得られます。

  • WAM NET (ワムネツト)

 【http://www.wam.go.jp/ ]

 全国の介護保険サービスを提供する事業者などを検索できます。

お問い合わせ先、愛知訪問マッサージ・リハビリ

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