訪問マッサージの治療効果、どんな回復をする?

訪問マッサージの治療効果、どんな回復をする?

施術プランを立てる

施術を行うにあたって、患者様やご家族様、施設管理者様の要望は様々で、まずはどうしたいのか、何をして欲しいのか聞いたうえで施術プランを立てていきます。

様々な要望の中で、「運動する機会が乏しく、リハビリを兼ねて往診をして欲しい。」と願う人も多いです。

当院に身体の機能回復の相談をされた場合、下記のような大まかな目標のなかでどこまでできるのか、患者様のお身体の状態を診ながら考えます。

目指すべき目標

◯寝たきりの方→座位を目指す

◯座位が可能→立位を目指す

◯立位が可能→歩行を目指す

◯歩行が可能→自力でトイレを目指す

患者様に最適な身体のケアを考えた時には、身体をしっかりほぐし筋緊張を緩めて血行をよくして、現状で一番よい身体の状態に戻すことが基本となります。

身体が楽になり可動域が広がると、動きが活発になりリハビリも捗ります。

定期的に施術で関わり、お身体の状態を日々観察きながら、要所で的確なアドバイスをすることで患者様の回復をサポートしていきます。

患者C

もう一度立って歩きたいのだか。。。

まさし院長

何事も挑戦!施術の過程で寝たきりから歩けるようにまで回復した患者様が多数いるのも事実で、努力はいつか報われます!

医療保険適用の訪問マッサージ・リハビリ

医療保険適用なので、保険の範囲内で安心して鍼灸マッサージ施術を受けることができます。

当院は、名古屋市を中心に訪問マッサージ・リハビリを行っております。

歩行が困難な方、寝たきりの方のご自宅や施設に訪問して医療保険を使用して患者様に最適なマッサージ・リハビリ治療を行っております。

利用を開始した患者様のほとんどはその後継続的に何年も施術を受けられることが多く、長く苦しい療養生活ではよき相談相手となれるよう親切丁寧にサポートしていきます。

まさし院長

名古屋市以外の方もご相談ください!

介護保険の枠外です

よくある質問として、「介護保険の枠がいっぱいなのですが訪問医療マッサージは受けられますか?」という質問があります。

医療保険適応のため介護保険の枠外でご利用できます。

訪問医療マッサージは医療保険であり、介護とは全く別のサービスとなります。

なので、介護保険とは特に関係がありません。

要介護の患者様を主にして扱っていると、介護スタッフのケアの隙間時間に施術を行うことになりますので勘違いされやすいのですが、介護保険とは全く関係がありません。

かえで

訪問マッサージは介護保険ではなく医療保険です!

ひろと

介護保険の枠は気にしなくて大丈夫です!

介護の悩み相談

患者様にとっては介護と訪問マッサージの区別がつかず、介護の悩みを当院のスタッフに相談されることもしばしばあります。

介護の悩みは基本的にはケアマネージャーを中心に解決していくべき案件なのですが、患者様の悩み相談のを受けて何かよい解決策はないか一緒に考えていきます。

患者様との距離が近いからこそ相談できる悩みもあるかと思いますので、しっかり話を聞いて何が最適なのか、誰に相談して解決するべきなのかを話の内容をまとめて適切な対応をとっていきます。

過去には患者様の何気ない相談から心筋梗塞や癌を早期に発見に至ったこともあります。

正確に言うと、不調を察知したのですぐに医療機関に連絡して検査を受けさせたところ大きな病気が早期に見つかり一命をとりとめたということです。

マッサージや機能訓練会話をしながら行いますので、声をかけやすく相談されやすい立場でもあります。

だからこそ、何気ない会話の中から患者様の変化を見逃さずに察知して、最善の方法をいち早くDr.やケアマネージャー、施設管理者、ご家族などにお知らせすることができるのです。

まさし院長

なんでもお気軽にご相談ください!

医療や介護の専門家との連携

介護のお悩みについては、私が相談相手になって解決できる部分と、解決が難しい部分があります。

患者様から何か相談を受けた時にはその都度丁寧に対応し、変化や異変を見逃さず最善の策を模索していきます。

もちろん私一人の力ではどうにもなりませんので、医師、ケアマネジャー、理学療法士、介護士、施設の場合は施設管理者やフロアスタッフの方と連携を取りながら問題の解決にあたっていきます。

介護や医療の悩みはなかなか解決策が見つからないことも多く、問題解決には時間を要します。

まるちゃん

ケアマネさんを中心にみんなで悩みを解決していきたいの~

状況に応じて施術を行う

訪問医療マッサージでは、その日の患者様の状態を診ながら、「今この患者様にとって何が一番必要なのか。」「どのように対処するべきか。」その都度お身体の状態を確かめながら施術を行っていきます。

特に後期高齢になられた方々は慎重に体調を診る必要があります。

リハビリについても少しお話ししておくと、リハビリは厳し過ぎてもいけませんし、甘やかし過ぎてもいけません。

「厳しいことをや激しい運動を行えば身体機能は向上する。」という間違った認識をお持ちの患者様や介護者の方が時々みえますが、その考えはかなり危険です。

若い時は体力と柔軟性と適応力があるのでそれで成立するのですが、大きな病気をしたりご高齢の場合はそれに当てはまりません。

その間違った考えから「無理な運動を強要されて大けがをした。」という過去の話を患者様より聞くことが時々あります。

運動やリハビリには順序と手順があります。

情報が少なかったり経験が浅いと、正しい運動方法が分からず信ぴょう性の低い情報に惑わされ無理な結論を出しがちです。

リハビリについては経験豊富なプロの助言を受けることが問題解決の一番の近道となりますので、一人で抱え込むのはやめましょう。

まさし院長

ムキになって頑張り続けると反対に身体を壊します!

かえで

大きな病気を患うと焦りから無理なリハビリをしがちですが、理屈が伴わない場合はたいてい失敗します!

保有資格

私は鍼灸師3年、あん摩・マッサージ・指圧師3年、合計6年間医療系の学校に通い資格を取得しました。

また、従業員も同等の資格を所有しております。

機能回復を望む患者様には機能訓練指導員として、その知識と長年培ってきた経験を生かして最善の施術プランを立てていければと思っております。

保有資格

〇あん摩・マッサージ・指圧師免許

〇はり師免許

〇きゅう師免許

〇機能訓練指導員

その他にも情報処理3級、簿記3級を保有しており医療事務やレセソフト開発に活かしております。

治療効果について

治療効果については人それぞれです。

私たちが関わることによってその方の身体の状態がベストに近づくように健康管理をしていきます。

分かりやすくリハビリでご説明しますと、身体の機能回復の相談をされた場合目指すべき目標は次の4つとなります。

身体機能回復の相談をされた場合の目標

◯寝たきりの方は座位を目指す

◯座位ができる方は立位を目指す

◯立位ができる方は歩行を目指す

◯歩行ができるなら自力でトイレを目指す

上記のような大まかな目標のなかで、どこまでできるのか患者様のお身体の状態を診ながら考えます。

どこまで出来るかは患者様のやる気次第でもありますが、その方の機能がどれだけ残っているかにも大きく左右されます。

過去に私の予想を良い意味で大きく裏切って寝たきりから歩けるようになった方々も多数みえます。

まさし院長

目に見えて変化を実感できるのがリハビリでしょう!

マッサージと運動指導

回復をされる患者様の特徴として、みなさんリハビリにとても熱心です。

しかし、次の要因でうまくリハビリが進まないこともあります。

ハビリが上手くいかない要因

◯リハビリの方法が間違っている

◯自己管理ができていない

◯筋肉の緊張が強くて動けない

◯痛みが強く動けない

身体機能を効率よく上げたいのであれば、マッサージで身体をしっかりほぐして筋緊張を緩めて血行をよくし、現状で一番よい身体の状態に仕上げておくことが大事です。

身体が楽になりリラックス出来ていると、自然と動きも活発になりリハビリも捗るものなのです。

体調を整え、各関節の可動域が広くなってから重要度が増すのが運動指導です。

当院では、患者様のお身体に合わせた運動指導も行っております。

日々の施術の中で、必要な所で的確なアドバイスをしながら、患者様の回復をサポートしていきます。

大病を患うと寝ても取れない疲れや筋緊張に悩まされるようになります。

病後の療養では「質の高い睡眠→栄養価の高い食事→適切な運動→血行を良くするマッサージ」のリズムを生活の中に組み込んでいくことが大事であり、体調管理を行う上ではどれが欠けてもいけません。

生活リズムの中にマッサージを取り入れて、的確に運動指導をしていけたらと思います。

患者C

効果的なリハビリしたいです。

はり・きゅう治療について

当院は鍼灸治療も行っております。

マッサージと鍼灸を併用することでより高い効果を出すことができます。

鍼治療に怖さを感じてみえる方も多いと思いますが、患者様の感想を聞いていると、「鍼は気持ちよく、痛さも感じない。」と皆さんの評価も上々です。

鍼を行うと血行がよくなり、身体の新陳代謝は高まります。

病状にもよりますが、要望があれば鍼灸治療も行っております。

かえで

鍼の方がより治療的な施術ができます。

努力は実ると信じて頑張る

訪問医療マッサージを行ってどのような効果が出るかは施術を行ってみないと分かりません。

しかし、何か効果を出したいと施術者が思うのと同じように、患者様も少しでもよくなりたいと思ってるものなのですよね。

どのような手順で運動を行っていくのか、その妨げになっていることは何なのかを探りながら施術は行います。

リハビリで努力されたことは患者様になんらかの形で必ず返ってくると信じて施術に取り組んでおります。

いろいろな病気があり、どれも一筋縄ではいきませんが、リハビリが上手くいき、回復された時の患者様の笑顔を見るのが何よりの幸せです。

まさし院長

現状での最善の状態に持っていきたいですよね!

まとめ

誰しも病気になりたくてなる人などいません。

大病は突然やってきます。

その解決策を模索しても医療的な知識がないからこそ間違った運動をして逆に身体を痛めてしまう結果を招くこともあります。

その道のプロが適切に正しく指導することが病気の回復には一番の近道であると私は思っております。

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