社会福祉施設、腰痛発症の要因を知り腰痛を未然に防ごう!

社会福祉施設、腰痛発症の要因を知り腰痛を未然に防ごう!

腰痛を悪化させない基礎知識

腰痛はどのような状況で発症するのかまた、腰痛の症状を悪化させる状況とはどのような要因が関係しているのでしょうか?

腰痛と一括りで表現されがちな腰の痛みですが、その原因は多岐に渡ります。

その中でも、仕事に関係する要因によって発症ないしは悪化する腰痛を「職業性腰痛」とか「作業関連性腰痛」ともいうことがあります。

今回は、腰を痛めたり症状を悪化させないための基礎知識として、社会福祉施設などの職場における腰痛発生の要因について解説していこうと思います。

ゆづき

腰痛にならないための基礎知識を知ろう!

まさし院長

腰痛の要因を排除していくことで腰痛の発症を防げます!

職場での腰痛発生の要因

職場における腰痛発生は下記の①~③の要因が関係してきます。

  • 動作要因・・・腰部に動的あるいは静的に過度に負担が加わる
  • 環境要因・・・腰部の振動、寒冷、床・階段での転倒等で見られる
  • 個人的要因・・・年齢、性、体格、筋力等の違い、腰椎椎間板ヘルニア、骨粗しょう症等の既往症又は基礎疾患の有無および精神的な緊張度等

腰痛はこれら要因が重なり合って発生します。

社会福祉施設における腰痛についても、三つの要因について留意する必要があります。

(1)動作要因・・・「重量物を頻繁に取り扱う」「腰を深く曲げたり、ひねったりすることが多い」「長時間同じ姿勢で仕事をする」「安全に作業を行うための『作業標準』や『安全作業マニュアル』がなく不自然な姿勢が連続する」など。

(2)環境要因・・・「身体が寒冷にさらされる」「車輌運転などの全身振動に長時間さらされる」「職場が乱雑であり、安全な移動が困難である」など。

(3)個人的要因・・・「慢性化した腰痛を抱えている」「年齢とともに痛みが続く」「腰に違和感があるが、専門家に相談できる体制にない」「腰が痛いときでも、小休止が取れない」「仮眠するベッドがないため、満足な睡眠が取れない」「夜間勤務が長い」「夜勤回数が多い」「職場にある機械・機器や設備がうまく使えない」「急いでいるため、一人で作業することが多い」など。

これらの三つの要因は、職場で労働者が実際に腰痛を発症したり、その症状を悪化させたりする場面では、何か一つの要因だけが関与しているケースはまれで、これらいくつかの要因が複合的に関与しています。

また、最近では、職場の対人ストレスなどに代表される心理的要因も注目されるようになってきています。

例えば、「仕事の満足度が得にくい」「働きがいが感じられない」「仕事中にイライラすることが多い」「上司や同僚とうまくいかない」「患者や利用者から嫌がらせを受ける」などです。

まるちゃん

腰痛になりやすい職場環境は改善が必要じゃの~

かえで

大事な労働力が腰痛の悪化で戦線離脱するような事態は施設側も避けたいですよね!

まとめ

腰痛には個人的な要因も関係してきますが、職場環境を変えることで腰痛になる原因を大きく減らせます。

老人ホームなどへの往診何年も続けていると、腰痛に悩んでいる職員をよくみまけます。

そういう方はたいていよく働かれ、上司からも信頼も厚い場合が多いですが、腰痛の悪化を放置して無理して働くと、けっきょく施設での仕事が継続できない事態に陥ります。

有望な職員の離脱施設側からしても大きな痛手となるでしょうから、そうならない為の対策を早めに打っておいた方がよいです。

腰痛対策と聞くと難しく思うかもしれませんが、職場での腰痛発生の要因を一つずつ検証して取り除いていけばよいだけのことで、そうすることで労働者の健康を守ることができるのです。

また、労働者側から現状を上司に報告して状況の改善に取り組むことも大切です。

介護の仕事は腰痛を起こしやすい環境が整っていますので、腰痛を発症するリスク要因は徹底的に排除していきたいですよね。

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