間欠跛行とはどんな症状なのか?脊柱管狭窄症の悪化を防ぎ、症状を改善させよう!

間欠跛行とはどんな症状なのか?脊柱管狭窄症の悪化を防ぎ、症状を改善させよう!

症状改善の糸口を見つけよう

脊柱管狭窄症の特徴的な症状に「間欠跛行」があり、脊柱管狭窄症を患う多くの方がこの症状に苦しめられています。

患者さんは外出が思ったようにできなくなった場合、「歩けなくなったどうしよう。」「治すための対策をすぐに立てないと。」「毎日歩けば治るような気がする。」など意識と意欲はとても高いのですが、気持ちが先行するあまり無謀な挑戦に出ようとして失敗する方が多いです。

自己判断で間欠跛行に策もなく無謀に戦いを挑んでも、たいてい失敗に終わります。

大筋の方向性は間違っていないのですが、脊柱管狭窄症や間欠跛行とは何なのか、その特徴を知った上で最適な運動プランを考えていかないと腰痛をさらに悪化させる結果に繋がります。

「脊柱管狭窄症を治してやる!」と意気込むのは良いのですが、根性論だけではたいていの場合は上手くはいきませんので、腰の状態を正しく理解し、理にかなった運動を行い回復の糸口を掴むようにしましょう

患者B

少し歩くと腰が痛くなり、前かがみ姿勢で休むと痛みは治まるのだが、脊柱管狭窄症かな?

まさし院長

それは、間欠性跛行という症状ですね!

腰部脊柱管狭窄症とは

腰部脊柱管狭窄症は腰骨(腰椎)の加齢変化に伴い、腰の神経(神経根および馬尾)が圧迫されることに起因します。

高齢の方で、背筋が伸びた姿勢になる立ちっぱなしや歩行中に足の痛みやしびれが生じ、腰が少し前かがみになる椅子に座っている時、横向きで寝ている時、自転車に乗っている時は楽であるといった場合は腰部脊柱管狭窄症が疑われます。

背筋を伸ばした姿勢では、腰の神経が強く圧迫され神経の血液循環が悪くなりますが、逆に少し前かがみになると神経の圧迫が減るためです。

腰の動きと狭窄の程度 厚生労働省の資料より

特に、歩行中に症状が悪化し一時的に歩けなくなり、前かがみ姿勢で少し休むと再び歩きだせることを間欠跛行と呼び、腰部脊柱管狭窄症の特徴とされています。

間欠跛行 厚生労働省の資料より

間欠跛行の特徴とは

間欠跛行とは、歩いていると腰から足にかけて痛みやしびれ (会陰部に出ることもある )、脱力感が現れ、一時的に歩けなくなるものの、しゃがんで休んでいれば、再び歩けるようになる歩行障害のことをいいます。

痛みやしびれの改善策はしゃがんだり、前かがみになって休むことです。

なぜ前かがみになって休むことで症状が軽減しやすいのかと言うと、それは背中が丸くなることで腰椎の脊柱管が広がり、神経への圧迫がゆるむためです。

間欠跛行は患者さんの60〜80%に現れ、軽度の場合は続けて数十分歩けますが、症状が出るまでの時間や距離は人によって異なります。

重症になると 5メートルほどで歩けなくなりますので、そういう場合は早めに医師に相談して手術を検討する必要があります。 

患者A

このまま動けなくなるのかしら?

かえで

症状の悪化を防ぐための運動を始めましょう!

間欠跛行の悪化を防ごう

間欠跛行の悪化を防ぐためには室内で足踏み運動などして足腰の筋力を維持し、可能であれば外出して歩いてみてください。

間欠跛行は歩いていても一定期間は痛みやしびれなどの症状が出ませんので、痛みやしびれが現れる前に休憩を取るように心掛けながら歩くことがポイントです。

外出する時には散歩コースやベンチなどの休憩場所、歩く時問を前もって決めておくとよいでしょう。

人目が気になる方は、人の少ない時間帯を選ぶとよいでしょう。

身体に何か不具合がある場合は、無理は禁物です。

痛みやしびれを我慢して長く歩くことが健康に繋がると思い込んでいる人がいますが、そんなことをしていると余計に腰を痛めてしまいます。

健康管理として考えるのであれば、思考はその逆で、痛みの出ない範囲での軽めの運動を何度も繰り返した方が結果として身体機能が上がります。

患者C

少しの痛みやしびれくらい我慢して歩いてやる!

まさし院長

無理するとかえって悪化するので、程々の運動を心がけましょう!

手術で脊柱管狭窄症を治そう

私の仕事は脊柱管狭窄症の患者さんと接する機会が多く、間欠跛行の症状を訴える方もまた多いです。

当院で鍼灸マッサージを受けられて「一時的に楽になった。」と感じるのは良いのですが、手術が必要なレベルの患者さんなのであれば、早めに手術を受けるのに最適な医療機関と担当医を探した方がよいです。

話をする中で重度の間欠跛行がみられる患者さんが過去にみえたので、私の助言の元、もしもの場合にと手術をする病院と医師を探したのですが、その方は専門の医療機関と担当医を見つけたタイミングで耐えられない腰痛が発症し救急車で搬送され緊急手術となりました。

幸いにも手術は成功し、その後は症状が改善ことと健康への意識が高まったことで毎日1時間歩く生活に切り替わっております。

脊柱管狭窄症の手術を受けて手術が成功した方は、その後、食生活にも気をつけ毎日外を歩かれるくらい健康に気をつける方が多いです。

症状が悪化しない限りは手術を行うこともないと思いますが、手術を行うことで劇的に状況が改善するのも脊柱管狭窄症特有の変化と言えるでしょう。

手術を行うまでに大変な思いと苦労をされているのでしょうけど、症状が進行しても手術で解決するという手立てがあるのであれば希望が持てますよね。

まとめ

間欠跛行は歩く時にとても大きな障壁となりますが、逆を返せばある一定の時間は普通に動くことが出来るので、その特性を上手く利用すれば身体機能を向上させることはたやすいです。

一番の問題点は患者さんの思い込みと、運動への間違った認識です。

当院で施術を受ける患者さんにはまず正しい知識を身に付けて貰おうと対話を重視します。

それぞれに思いがあり、少しでも早く治りたいという意識が高いからこそ間違うのでしょうけど、無理をして治る病気ではありません。

ただ、殆どの方は無理のないやり方でコツコツと運動することで状況が大きく改善します。

他の疾患に比べると四肢の動きは良好なので余計に「自分はもっと出来るはず!もっと頑張らなくては!」という意欲が沸くのでしょうけど、その湧き上がる思いと情熱をどのように沈めて安全に運動を行っていくのかが重要なのです。

そういう病気だからこそ、手術が成功して腰の痛みや下肢のしびれが消えたら今までのうっぷんを晴らすかのように、外を毎日のように歩き回るのでしょうね。

とはいえ、全ての方が手術を行える訳ではないですので、間欠跛行のみられる患者さんの大半はコツコツとリハビリを積み上げていくことが最善の方法なのでしょう。

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