パーキンソン病はナゼ起こる?ドーパミンとアセチルコリン関係を知ろう!

パーキンソン病はナゼ起こる?ドーパミンとアセチルコリン関係を知ろう!

パーキンソン病の原因を知ろう

パーキンソン病は全身への運動の指令がうまく伝わらなくなり、体の動きに障害があらわれる病気です。

パーキンソン病を発病してみなさんが最初に思うのは、「なんでこんな病気になった?」「原因はいったい何なんだ?」ということでしょう。

難病の中にはその原因が全く分からなものも存在しますが、パーキンソン病はその原因が解明されつつあり、ゆえに治療手段も沢山出ている病気です。

どんな病気もまずは原因を知ることが大事であり、どうして病気が発症したのかを知ったうえで病気と向き合うとその後の対策も立てやすいでしょう。

今回はパーキンソン病の原因についてまとめていきますので参考にして下さい。

パーキンソン病の原因はなに?

まさし院長

原因は脳の中の線条体という部分にあります!

パーキンソン病はどうして起こる?

パーキンソン病では、筋肉に異常はないのに、日常の動作をすることが少しずつ困難になり、最終的にはほとんど身体を動かすことができなくなってしまいます。

パーキンソン病は、一言でいうと線条体という運動コントロールシステムの主軸において、ドーパミンという油がきれてしまったために、体が動かなくなっている状態です。

脳にも油切れがあるんですね、人の身体は微妙なバランスで成り立っているので、油が切れてしまうだけで人体に大きな影響がでるのです。

「もっと詳しく原因を知りたい!」という人は文章をさらに読み進めてください。

脳の油が切れるとなぜ動けなくなるの?

記事の後半に出てくるドーパミンとアセチルコリンの働きを知るとその答えが分かりますよ!

線条体とは

脳内では、様々な働きを持つ神経細胞がからみ合うように行き来しており、目、耳、鼻、舌、皮膚などの五感を介して情報を取り入れ、すでに記憶されている情報と照らし合わせたうえで、神経伝達物質を介して筋肉に指令を伝え、目的とする動作をすることができるのです。

パーキンソン病を発症する大元の原因を辿ると線条体に行きつきます。

線条体とは、終脳の皮質下構造であり、大脳基底核の主要な構成要素のひとつです。

ちょっと分かりにくい表現なのでもう少し柔らかく話をすると、大脳の中央部には線条体という、体を動かすときに、どの筋肉をどのように動かしたらいいかという命令を下す発信基地があります。

普段の生活で自分がどのように動いているかなんて考えることもないかと思いますが、私たちが無意識におこなっている動作は、線条体からの指令によってなされているのです。

線条体なんて始めて聞く名前じゃの~

意識しなくても脳は精密な働きをしているのです!

ドーパミンとアセチルコリン

人が体を思ったように動かすためにはドーパミンとアセチルコリンの働きが必要不可欠となります。

この2つの物質が相互に作用することで、身体を「動かそうとする力」と「止めようとする力」の微妙なバランスが生まれるのです。

体を動かそうとする時線条体ではドーパミンという物質が分泌されるのですが、その反対にアセチルコリンという体の動きをおさえようとする物質も分泌され、その割合によって身体のバランスを絶妙にコントロールしています。

線条体で作用する物質

  • ドーパミン・・・身体を動かそうとする物質
  • アセチルコリン・・・身体の動きを止めようとする物質

パーキンソン病は、この線条体のドーパミンが減少してしまい、アセチルコリンが増加することで、体を動かそうとする力と身体の動きを止めようとするカのバランスが崩れることで起こります。

パーキンソン病の原因やどうして身体が動かなくなってしまうのか理解していただけたでしょか?

パーキンソン病を発病した場合、ドーパミンが減るので体を動かす力が弱まり、逆にアセチルコリンは増えて体を止める力が強まるため、自分から動く動作が極端に減り、最悪の場合はほとんど動けなくなってしまいます。

「動きたくても動けない。」「自分が思っているように動けない。」「もう少し動けるようにないたい。」というもどかしさがあり、真剣に考えれば考えるほどに精神的に落ち込んでしまうでしょう。

またパーキンソン病では振戦がみられますが、これは線条体の中の細かい運動の制御に関係している部分が障害された場合に起こると考えられています。

振戦はその症状が出ると地味につらいですが、原因が分かれば対処の目途がついてきますので、医療機関と上手くお付き合いしながら症状改善にむけて取り組んでいきたいですよね。

これがパーキンソン病の原因なんだね。

原因が明確に分かっており、他の病気に比べれば有効な薬があったり、治療手段の幅も広がりつつある疾患です。

まとめ

人間の身体が機械だとするなら、「ドーパミン」は器械を動かす「油」のような存在です。

パーキンソン病を発症すると、運動コントロールシステムの主軸である「線条体」で「ドーパミン」という「油」が切れてしまったために、体が動かなくなっている状態です。

世の中にはいろいろな病気が存在しますが、なぜそのような症状が出ているのか知っておかないと正確な対処はできないでしょう。

目指すところは線条体の働きの正常化、ドーパミンとアセチルコリンの分泌のバランスを整えることなんですよね。

鍼灸の施術を行うと、施術後に動きが格段に改善する患者様がみえますが、線条体や分泌物質の働きが一時的にでも正常な方向に傾いてくれるからなのかもしれません。

焦らずじっくりと症状改善に取り組まないといけないご病気ですが、実際にその病気になると精神的にも追い込まれてしまいますよね。

一人で考え込んでいても解決しませんので、患者様ご自身が原因をしっかり把握、医療機関でキチンとその症状に適した治療を受けることが問題解決の近道といえるのではないでしょうか。

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