脊柱管狭窄症と糖尿病は関係あるの?実は互いに病状を悪化させる要因です!

脊柱管狭窄症と糖尿病は関係あるの?実は互いに病状を悪化させる要因です!

糖尿病が悪化する要因となる

患者さんのお宅に伺い会話をしていると「脊柱管狭窄症と糖尿病って関係あるの?」と質問されることがよくあります。

一見関係なさそうなこの2つの疾患ですが、実は意外と関係があるのです。

科学的な根拠と理屈を知らず惰性に任せて療養をしていると、時に状を悪化させてしまう結果に繋がります。

脊柱管狭窄症と糖尿病がどのように絡んでくるのかを知り、病状の改善に役立てていきましょう。

脊柱管狭窄症と糖尿病って関係あるの?

悪影響の相互作用を防ぐための知識を身に付けよう!

痛みと痺れの改善がポイント

とある韓国の研究チームが、谷柱管狭窄症と糖尿病を合併している 1 1 9人を対象として 2年間の追跡調査を行った研究結果があります。

その報告によれば、手術で脊柱管狭窄症の症状が改再すると、ヘモグロビンA1c ( 1〜 2カ月間の血糖値の推移を示す指標。6.5%以上だと糖尿病型 )やBMI指数 (肥満指数)にも明らかな改善がみられたそうです。

つまり、が柱管狭窄症の状態と血糖値のコントロールは密接な関係があり、脊柱管挟窄症による痛みやしびれは身体活動を低下させ、高血糖や肥満につながりやすいことを示しています。

これは何となくイメージできる部分なのですが、脊柱管挟窄症による痛みやしびれは身体活動を低下させるので、活動量が少なくなれば当然のことながら糖尿病は悪化します。

その反対に手術を行い動いても痛みが無くなったのあれば、活発に動いた分だけ糖尿病は改善してもおかしくありませんよね。

脊柱管狭窄症の患者さん手術を行い痛みとしびれの症状が改善すると、今まで動けなかったストレスを爆発させるかのようによく歩くようになります。

太っていた人はとうぜんの事ながら痩せていき、糖尿病が改善しても不思議ではないくらい体系が変わります。

痛みやしびれを我慢して動いた方がよいのかしら?

苦痛を我慢するのではなく、ストレス少ない運動に切り替えましょう!

AGEの蓄積を防ごう

じっとベッドに横になっていてもお腹は空いてきます。

普段の食生活では炭水化物を多く摂り過ぎている方が多いのは事実で、糖質を多く含む炭水化物の過剰摂取、体の「糖化」を促進します。

糖化とは、体内のたんぱく質が糖と結びついてAGE (終末糖化産物 )という老化物質を生み出す反応をいいます。

AGEは血糖値を上昇させ、さらにAGEの発生を促します。

まさに悪循環としか言いようがない物質ですが、AGEのマイナス面はそれだけではなく、体内のあらゆる場所で蓄積しやすく、蕃積した場所ではどんどん老化が進みます。

身体の糖化とは

脊柱管狭窄症との関係はここからで、特に靭帯や椎問板を構成するたんぱく質が糖化すると、靭帯が肥厚したり椎間板が変形したりして脊柱管が狭窄しすくなるのです。

高血糖状態が続いている場合は、体内にAGEが大量に蓄積して脊柱管が狭窄る原因にもなるため、糖質の多い炭水化物などの食品の過剰摂取に注意する必要があります。

身体の中で変化、こうやって調べない限りぜったい分かりませんよね。

どういう理屈で変形や狭窄が進行するのか理解できたのなら、糖質を多く含む炭水化物の過剰摂取はできるだけ避けるようにしましょう。

脊柱管狭窄症と糖尿病を合併している人は、日ごろの運動や食事内容を見直すとともに、それぞれの治療を並行して続けることが重要となります。

健康を考えるなら炭水化物は適量にするべきです

ついつい食べてしまうんじゃ~

まとめ

脊柱管狭窄症と糖尿病はとても相性が悪い病気で、出来ることなら一緒に発症したくないですね。

ただ、現実には両方発症してみえる方もみえ、一つずつマイナス面を取り除いていくことで手術を行わなくても状態が改善することも多々あります。

手術をすると驚く程にその後の予後がよい脊柱管狭窄症ですが、誰しも手術を受けられる訳ではありませんので、脊柱管狭窄症も糖尿病も悪化させない為の知恵を身に付けて病気と向き合っていくことが大事でしょう。

脊柱管狭窄症と糖尿病の2つの疾患を抱えて身動きが取れなくなっている方は、専門家のアドバイスを受けることをオススメします。

負のサイクルから抜け出せない場合は、流れを変えるためにも早めに誰かに相談して身体と心のケアを取り入れることが大事です。

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