薬は効くと思って飲んだ方が効果がある、プラセボ効果の科学的な根拠とは

薬は効くと思って飲んだ方が効果がある、プラセボ効果の科学的な根拠とは

侮れないプラセボ効果

みなさんは「プラセボ効果」という言葉をご存じですか?

言葉は聞いたことがあっても、プラセボ効果がどんなものなのかについては詳しくない人が多いように思います。

ご高齢になり、「病院から出される薬があまり効かない、効果ない。」と思われている方にプラセボ効果はぜひ知って欲しい内容になります。

プラセボ効果の科学的な根拠とその利点を知ることで、医者から出された薬の効果がまったく変わってきます。

今回お話する内容をしっかり理解して医者から出された薬を飲めば、あなたの病状が今よりよくなるかもしません。

薬がなんだか効かなくて医者や薬に不信感がある場合はどうしたらよいの?

薬の効き目を最大限に高めるためにも「プラセボ効果」とは何かを知りましょう!

薬は飲むべき?飲まないべき?

往診に伺っていると薬に対して、ネガティブな印象を持っている患者さんはたくさんみえますが、朝・昼・夜に飲んでみえる薬の量を教えてもらうと確かに少し減らしたくなる気持ちも分かります。

「状態がよくなってきたので医者に薬を減らしてもよいかと聞いたら断られた。」「検査の数値が改善しないと減らせないらしい。」「病院を変えた方がよいのかな?」「薬を飲むと眠くなるから嫌なんだよ。」などといった愚痴をよく聞きます。

これらの不安は、ある意味正しいと言えますし、実際に私も飲まなくてよいなら極力薬は飲みたくありません(笑)

薬は100%効くわけではありませんし、飲めば必ず治るという保証もないですし、薬には副作用もありますので、薬を使わないで治せるのならそれに越したことはありませんよね。

私のように10年振りに湿疹が出たからその対処の為の薬だとか、季節性の花粉症の薬だとかそういった薬は処方されても飲まなくでも何の問題もありませんが、自宅療養を必要とする患者様の場合はそうはいきません。

薬を飲むのはできるだけ控えたいの~

毎日服薬する場合はみんな悩みは同じですね!

効くと思って飲むべき理由

自宅療養を強いられてみえる患者様の場合は病気が悪化し、「薬を飲まないと治らない状態」に陥っている場合があるのも事実です。

医師や薬剤師の間でも、薬については賛否両論あるそうです。

医師や薬剤師の間でも薬については意見が分かれる訳ですから、薬を処方された側いろんなことを思って当然ですよね。

そんな議論の中、1つだけ確かなことがあるのですが、それは、薬は「効果がある」と思って飲んだほうが効きやすく、「飲んでも効かない」と思つて薬を飲むと、効果は出ないということです。

これは意外な事実ですね、処方され服薬する人の気持ちが効果に影響するなんて思いもしませんが、実際にそうらしいです。

私は医者から処方された薬効くと信じて飲むタイプなので、想像以上に利き過ぎて眠くて起きていられないことがよくあります。

薬で身体が治ったというよりかはただ眠くなっただけなのですが、車を運転していると事故る恐れがあるくらいの眠気が襲うので使用を中止したがあります。

薬を飲んで交通事故を起こしたらシャレになりませんよね、でも効果を信じて飲んでいたので予想以上に効いてしまったのではと推測しています。

薬の効果ってその人の思いや感情で変わるの?

「効果がある」と思って飲むと効果が高くなります!

プラセボ効果はホントにある

「プラセボ効果」とは、患者様に、「これはよく効く薬です!」と説明して、薬効成分の入っていない「偽薬 (プラセボ )」を飲んでもらうと、不思議なことに、症状が緩和されるなど、改善効果が出ることを言います。

効くと信じて偽薬を飲んでも効果が出るって不思議ですね。

プラセボ効果を調べたある実験によると、「プラセボが痛みをコントロールする効カは、アスピリンやコデインなど一般的に使われている鎮痛剤の55〜60%」もあつたそうです。

偽薬この効果驚異的といえますので、プラセボ効果を侮ってはいけない痛感させられます。

※コデインとは、末期がん患皆に投与するとても強い鎮痛薬です。

信じるものは救われる」ということね!

けっこう高い効果出ますね!凄いです!

思いこませれば効果絶大!

プラセボ効果は自覚症状だけでなく、「これは解熱剤です。」と伝えて飲ませると熱は下がるし、「降圧剤です」と伝えれば血圧は下がりますし、「血糖値を低くする薬です。」と伝えて処方すれば血糖値は低下します。

思いこませるだけ効果が出てしまうプラセボ効果ってホントに不思議ですよね。

これは日常の様々な場面で、困難にぶち当たっても「自分ならできる!」と信じてやってみたら案外簡単に出来てしまったという現象に似ていますね。

時間が決まり、高い壁があっても、できると信じて行えば自分の限界を突破できてしまうのですが、最初から「無理だから諦めよう。」などと考えていたら達成できる物も達成できません。

医療とは特に関係ない話をしてしまいましたが、人生思い込んでやった方が上手くいくものなのかもしれません。

ワシでも効果はあるかな?

試してみる価値は十分あるかと思います!

プラセボ効果の科学的根拠

プラセボ効果は昔は「暗示効果」によるものだと考えられていました。

「思い込べばそんな効果も出る。」といった根拠のない非科学的な話医学でもなぜか分からないけど信じられていたのですね。

しかし、最近の研究ではプラセボ効果が起きる場合、オキシトシン、内因性オピオイド、内因性カンナビノイド、ドーパミン、バソプレシンなどの分泌が観察されています。

内因性オピオイド、内因性カンナビノイドには高い鎮痛効果がありますので、「痛み」や「苦痛」を緩和する効果があっても不思議ではありません。

人間の身体は不思議なもので、「これを飲んだら治るんだ。」という「期待」「安心」は病気を治し緩和するホルモンや物質の分泌を実際に促します。

そういった科学的な根拠があり、実際に病気の患者様の免疫力や治癒力を高めている訳ですからプラセボ効果を有効に活用していくことで薬の量を調整することに繋がっていく訳ですね。

人間の身体ってすごいですね!

キチンとした理由があって「プラセボ」で効果が上がることが分かっています。

不信感がノセボ効果を生む

ノセボ効果という言葉は聞きなれないと思いますが、これはプラセボ効果の逆バージョンだと思って頂けたら分かりやすいかと思います。

この効果は、薬に対する不信感が強いと副作用の出現率がアップするというものです。

信頼できる医者の診察受けているかも大事で、医者にたいする不信感が強い場合薬の効果が減少してしまいます。

イギリスの信頼できる機関の調査では、ノセボ効果によって薬効が20%減少するという報告があります。

お医者さんとそりが合わずに、ずっと医者や薬などに文句を言ってみえる患者さんに出会うと、みるみる体調が悪くなることがあり、それはノセボ効果なのかも知れません。

医者との信頼関係は療養をする中ではとても重要な要素を占めますし、薬にたいしての情報正しく分かりやすく伝えることが大事であり、そうして初めて「この薬は絶対効く!」思い込んで飲めるのかもしれません。

「必ず効く!」と思って薬を飲むのも医者次第ということなのでしょうか。

こんな薬効く訳ないわ!

そう思っていると薬効は減少しますよ💦

まとめ

こうやって記事にまとめてみると、プラセボ効果大事だなと素直に思えます。

自宅療養では往診のドクターがついている場合が殆どですが、医者の対応に不信感でいっぱいの患者様も中にはみえます。

そうなるとノセボ効果がしっかり発動されて患者様の調子も今一つな場合が多いです。

基本的には往診のドクターはよい人ばかりなのですが、人と人との接点の中ではどうしでも相性というか好みが分かれますよね。

プラセボ効果を実感する為にも、信頼できるお医者さんの診察を受けることが何より大事であり、薬の効果を最大限に引き出すのは自分の気持ち次第だということを理解しておくと、しんどい療養生活をより快適に高い治療効果で過ごしていけるのではないでしょうか。

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