97才[車椅子生活]のおじいさんが棚を作成した話

その行動力に感心します
施設に入所されている患者様なのですが、ご自身で棚を作成したと聞き作った棚を見せて貰いました。

その患者様は男性でなんと97才なのです。
足腰が弱って車椅子生活になられた方ですが、行動力がスゴすぎます。
施設の一室で自作された棚の完成度に驚きです。

歳をとっても行動的な高齢者は多いです。
見事な設計で隙間を有効活用
壁の柱の出っ張りと机までの机までの距離をしっかり理解して作ってみえ見事としか言いようがない設計ですね。
板とノコギリをホームセンターで購入して、施設の一室で自作されそうなのです。

97才が作ったとは思えませんよね。
「角の出っ張りにぴったり合うようにキチンと寸法を測って作った。」と誇らしげに話してみえました。
施設のスペースは限られてますし、こういった発想はスゴいなと感心するばかりです。
出来栄えがいいので、ご本人に了解を頂き写真を撮らせて頂きました。

とっても器用だニャ!
三つ子の魂百まで
話を聞いていると若い頃から物を作ることが好きだったそうです。
なんでも緻密に設計をして作るらしく、97歳になった今でもそれは変わらない様子です。
三つ子の魂百までという言葉は科学的にも証明されているらしいですが、この方の行動にピッタリあてはまりますね。
「三つ子の魂百まで」とは、3歳頃までに人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらない。という意味です。
とても器用だなと感心します。
いろんな患者様がみえますが、行動的な方は年齢を重ねても思考が前向きにですね。

子供のうちになるべく良い性格や人格を身に付けておきたいですよね!
体調は上向いている
マッサージを気に入られてみえるので、ひと月の半分は伺っている患者様です。
夏場は調子を崩されてましたが、みちがえるように元気になったので、元気になったからこそ大工仕事が出来るのでしょう。
定期的なマッサージをする事で、少しは元気になられているのであれば嬉しい限りです。
施術をしていると、「マッサージをしている時だけが身体が楽だ。」とよく言われます。
男性で97才まで生きられるのも凄いですが、こういう創作意欲が出てくる元気も凄いなと感心します。
こういう方は食欲はしっかりあります。
食べるからこそ元気に動けるのでしょうね!
まとめ
何歳になられても前向きな人はおられます。
90歳を超えてこれほど動けるパワーは何処から湧いてくるのでしょうか。
高齢者のマッサージをしていると時々その集中力と行動力に驚かされることがあります。
高齢者の底力を感じるエピソードでした。